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挙式だけの結婚式に参列しました!招待状もない、身内と仲間だけの温かい結婚式!

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私は、数年前に挙式だけの結婚式に参列しました。

招待状すらなく、自由参加で列席できる挙式。かしこまらない雰囲気がとても新鮮で、素敵でした。そのときの挙式の様子と感想をご紹介します。

会社の後輩からの招待

会社で同じチームの一員だった後輩から、ある日突然「結婚式をするので、来てもらえますか?」と言われました。

結婚するらしいという噂は前から耳にしていたので「おめでとう、もちろん行くよ!」と答えました。すると後輩は「挙式だけなので、招待状はないんです。自由参加です。気が向いたら、気軽に来て下さいね。」と言いました。

招待状のない結婚式

招待状のない結婚式なんて、このとき初めて聞きました。それまで私は、結婚式と言えば「会費を支払って豪華なごちそうを食べるもの」と思っていました。挙式だけの結婚式に招待されたのは初めてだったので、どういうものなのかよく分かっていませんでした。

どうして招待状がないのか聞いてみると「披露宴はしないんです。本当に挙式だけなので、気軽に来てほしいんです。会費も要りません。手ぶらで来て下さい」とのことでした。

そういう結婚式もあるんだなあと思い、後輩が言うとおり気軽な気持ちで参列することにしました。

※私の住んでいる地域は北海道です。北海道では、結婚式は会費制です。会費制の結婚式では、披露宴の飲食代として10,000~15,000円を支払います。

※ご祝儀の慣習はありません。親しい友人や親族には、結婚式後に結婚祝いとして品物を渡す場合が多いです。

招待状がなかったので忘れそうに!

メモ

ところがしばらくして、なんと私は忙しくて招待された結婚式の場所と日時を忘れてしまいました。メモに残していなかったのです!

同僚と話していて「そういえば、後輩の結婚式てどうなったんだっけ?」という話になりました。

みんなの記憶が曖昧なので、もう一度後輩に確認して、場所と日時を教えてもらいました。

この時私は「仲間しか招待しない気軽な挙式でも、やっぱり招待状を渡してくれた方が有り難いなあ」と思いました。

かしこまった招待状ではなく、簡単なメモ用紙でも充分です。そうでないと、私のようにうっかり忘れてしまう人がいるかもしれません。

挙式会場は、観光名所の牧草地

挙式会場は、北海道では有名な観光地のひとつ、羊ヶ丘展望台の敷地内にある札幌ブランバーチ・チャペルでした。

羊ヶ丘展望台といえば、「少年よ、大志を抱け!」で有名なクラーク博士像がある牧草地です。何度か訪れたことはありましたが、ここにチャペルがあることは知りませんでした!

式場の名称「ブランバーチ」とは、Blanc(仏語で白)+Birch(英語でカバ)を合わせた造語で、「白樺」を意味します。札幌ブランバーチチャペルは、美しい白樺林が広がる緑豊かな牧草地にたたずむ、真っ白なチャペルです。

羊ヶ丘は札幌市内にありながら、緑いっぱいの草原で羊が草を食んでいるという、都会の喧噪を全く感じない場所です。青い空と緑の牧草地、そして白いチャペル。映画に出てきそうな素敵なシチュエーションです!

緑に囲まれた素敵な挙式!

結婚の誓い
フラワーシャワー

緑に囲まれた素敵な教会で、とてもシンプルでおごそかな挙式が行われました。出席者は、親族と会社の仲間、友人達です。

挙式会場に入って待っていると、新郎新婦が入場して来ました。

そして神父さんの前で誓いの言葉と、指輪の交換。静かに進行する、シンプルな教会式でした。

挙式が終わったあとは、参列者全員のフラワーシャワーで新郎新婦を祝福しました。新郎である後輩は、とても照れながらニヤニヤ歩いていました。

その様子が面白くて、見ている私達もつられてニヤニヤしてしまいました。

挙式が終わった後の披露パーティーはなく、その場で解散です。全部で30分くらいの、本当にシンプルな挙式でした。

それでも、可愛い花嫁さんを見ることが出来て、照れまくりの幸せそうな後輩を見ることが出来て大満足の結婚式でした!

参列者の服装は?

女性の場合、「気が向いたら、気楽に来て下さい」と言われると服装のことで悩んでしまいますよね。「気軽に」と言っても結婚式だし、洋服や髪型はどうしたら良いんだろう?と困ってしまいます。

黒のワンピース

この時の挙式には、皆きちんとした正装で参列していました。私は、パーティ用の黒のワンピースを着て行きました。

髪は肩くらいの長さでしたが、美容院には行かずそのまま下ろして行きました。女性の出席者は、シンプルなワンピースを着ている方が多かったです。

挙式時間は30分だけだし、後輩の「気軽に来て欲しい」という言葉もあったので、ちょっとオシャレに見えるワンピースの装いでちょうど良かったと思います。

引き出物やプチギフトは?

この時の結婚式では、引き出物もプチギフトもありませんでした。挙式後に皆で写真を撮り、フラワーシャワーで新郎新婦を見送ってそのまま解散でした。

私は初めて「挙式だけの結婚式」に参列したので、「挙式だけの結婚式って、こういうものなんだなぁ」と思いながら帰りました。

私達も、ご祝儀は渡しませんでした。(※私の住んでいる北海道にはご祝儀の習慣はありません。結婚式は会費制です。)

ご祝儀の代わりに、皆からの結婚祝い

あっという間に解散してしまった挙式だけの結婚式。私達は、後日話し合って「ご祝儀も会費も何も渡していないから、チームの皆で結婚祝いを贈ろう」と決めました。

上司も含めチームの全員が賛同してくれたので、後日、私と同僚の女性が贈りものを買いに行き、会社で後輩に渡しました。

後輩はまたもやニヤニヤと照れながら、とても喜んでくれました。

シンプルだけど、余韻の残る挙式

シンプルすぎるくらいシンプルな挙式でしたが、緑でいっぱいののどかな牧草地の環境のせいもあり、とても余韻が残る挙式でした。

挙式に立ち会い、祝福して、それだけでおしまい。短い時間でしたが、綺麗な花嫁さんを見ることができただけで満足でした。

豪華なご馳走も余興も何もありませんでしたが、「結婚式って、これで良いんじゃないかな?」と思える温かい挙式でした。

本当は、結婚式って豪華なドレスもご馳走も必要ないのかもしれません。祝福したい人達が招待状もなく集まって、挙式に立ち会う。それはとても素敵な結婚式でした!

招待状
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