結婚式を挙げることが決まったら、次に決めなくてはいけないのが結婚式の日取りです。結婚式の日取りの決め方と、人気の季節についてまとめました。
必要な準備期間は、7~8ヶ月間
結婚式の準備を始めるのは、挙式の7~8ヶ月前が一般的です。7~8ヶ月前にブライダルフェアなどに行き会場を探し始め、6ヶ月前くらいまでに会場を決定する方が多いようです。
ただし、マタニティ婚などの理由で短い準備期間で結婚式を挙げる方もいます。最短では、1ヶ月の準備期間に対応した結婚式場もあります。
準備期間が短いほどお得に!
挙式の7~8ヶ月前から準備を始めるのが一般的とは言われていますが、この準備期間にこだわる必要はありません。準備期間が短いほど、結婚式場と安い価格で契約できる場合があります。
予算や仕事の都合に合わせて、結婚式の日取りを検討してみましょう。
人気の季節は秋
下のグラフは、結婚式を挙げた季節に関するゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べのアンケート調査結果(首都圏)です。
結婚式に1番人気がある季節は、11月です。本格的な冬が始まる前の季節が最も好まれているようです。
6月(ジューン・ブライド)だけはちょっと注意!
しかし、6月の結婚式には少し注意が必要です。
6月は、梅雨の時期です。雨が多く、天候が優れない日が多いので結婚式にはあまり向きません。
それでも人気があるのは「6月に結婚式を挙げると幸せになれる」という、ジューン・ブライドの言い伝えがあるからです。
ジューン・ブライドとは、ギリシャ神話に登場する女神JUNO(ユノ)が守護する月が6月であることに由来しています。JUNO(ユノ)は結婚、出産を司る女神です。そのため6月に結婚すると幸せになると言われています。
ただしこれは、欧米で言い伝えられている神話です。
もともと日本では、6月は雨が多く結婚式を挙げるカップルがとても少ない、人気のない月でした。「人気のない6月にも、なんとかして結婚式を挙げてもらえないだろうか?」と策を巡らした結婚式場は「ジューン・ブライド」の伝説を持ち出し、「6月の花嫁は幸せになれる」と宣伝したのです。
すっかり日本でも浸透した「ジューン・ブライド」という言葉。友人が6月に結婚式を挙げると、私はつい「ジューン・ブライドだね!素敵だね」と言ってしまいます。でも実は、ブライダル業界の戦略に乗せられているだけ・・かも知れません。
人気の季節は早めの予約を
春と秋の大安吉日の休日は、とても人気があります。人気の季節に結婚式を挙げたい場合は、早めの予約が必要です。
人気の季節のメリット
春と秋の結婚式は、晴天に恵まれる確率が高く、屋外での演出も可能なのでお勧めです。
人気の季節のデメリット
人気がある季節の結婚式は、価格が高く設定されていることが殆どです。また、人気のある結婚式場の場合は、予約が1年先まで取れないということもあります。
お日柄にこだわりがなければ、大安吉日以外の日を選ぶという方法もあります。またナイトウェディングという選択肢もあります。招待客の不便がない範囲で、検討してみましょう。
避けた方が良い日取り
大安や仏滅といったお日柄は、親族の理解が得られれば実はそれほど気にする必要はありません。なぜならお日柄は、中国の占いを元にしたもので、根拠のよく分からない迷信なのです。
それよりも、以下のような招待客の負担になる日取りは避けた方が無難です。
■年末年始
年末年始は皆が忙しい時期です。慌ただしくなってしまうので、この時期は避けましょう。
■ゴールデンウィークなどの連休
連休の時期は、家族旅行などそれぞれに予定があります。招待客の負担になるので、こうした時期は避けましょう。
招待客の負担にならない日取りを
人気の季節は天候が良く、結婚式に向いています。しかし、費用が高い、予約が取りづらいというデメリットがあります。
そこでお勧めなのが、以下の記事でご紹介している格安結婚式紹介サイト。格安結婚式紹介サイトを活用すると、人気の季節でも空きのある結婚式場が見つかる場合があります。上手に活用してみましょう。
あまり人気のない季節の結婚式でも、招待客の負担にならない日取りであれば大丈夫です。ご両親に相談したり友人の都合を聞いたりして、招待客の負担にならない日取りを選択しましょう!