準備とおすすめサイト

婚約指輪は必要ない?婚約指輪の由来と必要性

ビーチでプロポーズ
当サイトは、記事内にアフィリエイト広告を掲載しています。

プロポーズといえば婚約指輪を想像する方も多いのではないでしょうか。映画やドラマでは、婚約指輪を渡してプロポーズするシーンが多いですよね。しかし実際には、意外なことに「お金がもったいなから婚約指輪は必要ない」と考える花嫁も多いようです。

婚約指輪に対する意識調査

以下は、「結婚を決めた当時の婚約指輪に対する考え(首都圏、複数回答)」のアンケート結果です。(ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べより)

婚約指輪に対する考え

「昔から憧れていた」(53.2%)、「婚約の証としてつけたい」(35.0%)と回答する方が多い一方で、「婚約指輪にお金をかけるのはもったいない」と回答した方が28.6%、「高額なものをもらうのは申し訳ない」と回答した方が26.0%という結果になっています。

婚約指輪は必要ない?

婚約指輪に対して憧れを持っている一方で、高価な指輪は必要ないのでは?と考えている方もいるようです。この調査結果を見て、ほっとする男性もいるのではないでしょうか。男性が思っているよりもずっと、花嫁は現実的な考えを持っているのかも知れませんね。

日本における婚約指輪の歴史

日本における婚約指輪の歴史は浅く、1960年頃から結納品の一つとして贈られるようになったと言われています。ダイヤモンドが日本に輸入されるようになったのが丁度この頃です。

日本へのダイヤモンド輸出を開始した、海外のダイヤモンド販売企業は「どうすれば日本人がダイヤモンドを購入するようになるか」を考えました。

それまで日本では、婚約時に指輪を贈るという習慣はありませんでした。そこで海外のダイヤモンド販売企業が考えたのが、日本にダイヤモンドの婚約指輪を普及させること。彼らは様々なキャンペーンを実施し、日本にダイヤモンドの婚約指輪を定着させることに成功しました。

「婚約指輪は給料3ヶ月分」というイメージは、1970年代にデ・ビアス社が流したテレビコマーシャルのキャッチフレーズが定着したものと言われています。

「プロポーズ+婚約指輪」のイメージは、私達の固定観念としてすっかり根付いています。ところが実は、宝石会社の販売戦略にまんまと乗せられてしまっただけ、と言えるのです。

出番は少ないけど、やっぱり嬉しい婚約指輪

私の場合は、夫の方がロマンティックで「プロポーズには婚約指輪!」と考えていたようです。一生懸命探して、結婚指輪と重ねづけできる素敵な婚約指輪をプレゼントしてくれました。

重ねづけリング
左の写真がその指輪です。夫が私のために選んでくれた気持ちがとっても嬉しかったです。

とっても嬉しくて、ものすごく大切にしています。

しかし、実はあまり婚約指輪を付ける機会がありません。普段はずっと結婚指輪だけを身に付けています。

婚約指輪は、知人の結婚式などオシャレして出かけるときにだけ身に付けています。

たまに身に付けると「それ婚約指輪でしょう?素敵だね」と皆が気付いて褒めてくれます。そんな時は「特別なものを持っている」感じがしてやっぱり嬉しいです。婚約指輪を受け取った時の嬉しい気持ちを思い出して、幸せな気持ちになります。

婚約指輪を断った友人

私の友人には、婚約指輪をもらわなかった人がいます。「婚約指輪は、必要ない」と言い切っていました。婚約指輪にかかるお金を結婚指輪やインテリアに使いたい、必要の無いものは要らない、という合理的な考え方です。最近ではこういう考えの方が増えているようです。

無理のない範囲で二人に合った選択を

特別な思いがこもった婚約指輪は、とても素敵です。でも、あまり身に付ける機会がなく、大切にしまい込んでしまうことが多いのも事実です。

前述したコマーシャルでは、婚約指輪の値段は「給料3ヶ月分」がキャッチフレーズになっています。しかし実際には30~40万円の指輪を選ぶ方が多いようです。この価格を高いと考えるかどうかは、人それぞれです。二人の考えを話し合って、無理のない選択をしましょう。

婚約指輪へのお返し

婚約指輪などの婚約記念品を男性から受け取ったら、新婦からも婚約記念品をお返しするのがマナーとされています。半額くらいの品物を贈るのが無難です。しかし実際には、お返しを贈らないカップルが多いようです。

婚約指輪へのお返しは必要?

男性へのプレゼント
婚約指輪などの婚約記念品へのお返しは、必ずしも必要というわけではありません。6割の新婦がお返しの品を贈っていないというデータもあります。

お返しを贈らなくてはいけないという決まりはないので、二人の考えで決めましょう。

実用的な品物が主流

婚約指輪のお返しの品は、腕時計やスーツが一般的です。新郎の好みに合わせて、鞄や靴などの革製品、パソコンやスポーツ用品といった実用的なものも好まれるようです。

長く使える実用品は、二人の思い出の品に

私は、婚約指輪のお礼に夫に革製の鞄をプレゼントしました。婚約記念品にお返しが必要だということは知らなかったのですが、「もらってばかりで悪いな」という気持ちがありました。

何かの用事で二人でデパートに行った時に、夫の通勤鞄が古いことを思い出し「指輪のお礼に鞄をプレゼントするよ」と言った覚えがあります。

結婚して8年になりますが、夫は未だにこの時プレゼントした鞄を使ってくれています。結婚してからは家計が一緒になってしまうので、自分の自由なお金があるときにプレゼントできて良かったと思っています。

婚約記念品を贈るかどうかは、二人の考え方次第

必ずしも必要ではない婚約指輪ですが、私にとっては、とってもロマンティックで、素敵で、大切な、最高の贈りものでした。

婚約指輪を贈るかどうかは、二人の考え方次第です。ぜひ二人にとって良い選択を考えてみて下さい!

RELATED POST