結婚式の性差別的な慣習を考える、tokihana(トキハナ)のジェンダーフリーウェディング｜ワンダフルウェディング！シンプルで素敵な結婚式を挙げよう

結婚式の定番であるバージンロードからの花嫁登場や、純白のウェディングドレス、ファーストバイト、お色直し・・。

結婚式を挙げる時に当たり前のように提案されるプランですが、ここに昔から受け継がれている性差別的な思考があることにお気づきでしょうか？

実は20代の48%が、結婚式に根強く残る性差別的な慣習「ジェンダーバイアス」を感じたことがあると回答している調査結果があります。※参照：トキハナ

ここでは性差別的な慣習「ジェンダーバイアス」に捕らわれない、ジェンダーフリーな結婚式を提案するtokihana(トキハナ)の取り組みをご紹介します。

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結婚式における性差別的な慣習(ジェンダーバイアス)とは

男女平等や多様性が重視される現代ですが、結婚式には古くから伝わる性差別的な慣習(ジェンダーバイアス)が多く残っています。

バージンロードからの花嫁登場や、ファーストバイト、お色直し、花嫁からの手紙などが例として挙げられます。それぞれどんな点が性差別的な慣習(ジェンダーバイアス)に当たるのか、詳しく見てみましょう。

イベント	ジェンダーバイアス
バージンロード	「父親から新郎へ女性を渡す」という意味で、家父長制的
純白のウェディングドレス	「新郎の好みの色に染まります」という意味で、男性優位を表す
ファーストバイト	新郎からは「食べ物に困らせないように稼ぎます」という意味、新婦からは「美味しい料理を作ります」という意味で、男女平等に反する
お色直し	純白のウェディングドレスからカラーのドレスに着替えることで「新郎の色に染まります」という意味で、男性優位を表す (白無垢から色打ち掛けに着替える日本の伝統に由来する)
ブーケトス	「受け取った人が次に結婚出来る」という意味で、未婚の方への差別
花嫁の手紙	新婦から両親への感謝と別れの手紙。新郎は行わず(家から出ない)、家父長制的
上座は男性、下座は女性	男性優位を表す
書面は必ず男性の名前が先	男性優位を表す

一つ一つのイベントをよく考えてみると、男性優位・家父長制的なものが殆どであることが分かります。

結婚式のイベントは「女性が自分の家を出て男性の家に入る」「女性が男性のために尽くす、変わる」と言った意味合いのものが多いのです。

そして「結婚式ってこういうもの」という思い込みから、ウェディングプランナーが勧めるままにプランを組み立てる方が殆どです。

しかし最近では「なんか変だな？」と感じる方が増えているようです。

以下は、tokihana(トキハナ)によるXでの調査結果です。

画像引用：PRTIMESより

20代の若者の約半数が結婚式に「なんか変だな？」を感じているのですね。

古くから伝わる家父長制的、男尊女卑の風習が随所に見られる結婚式というイベント。「自分達の結婚式は性差別的な慣習、ジェンダーバイアスに捕らわれないものにしたい」と考える方もいるのではないでしょうか。

しかしジェンダーバイアスに捕らわれない結婚式とはどういう結婚式なのか、考えてみると難しいですよね。

結婚式場紹介サイトtokihana(トキハナ)では、ジェンダーバイアスに捕らわれない、ジェンダーフリー結婚式のアイデアを紹介しています。

画像引用：トキハナ

tokihana(トキハナ)が提案するジェンダーフリー結婚式のアイデアには、以下のようなものがあります。

既存のジェンダーバイアス	変更のアイデア
バージンロード	■呼称を「ウェディングロード」に変更 ■新郎新婦が二人で歩く ■新婦が親友と一緒に入場するなど
ファーストバイト	■行わない
お色直し	■行わない ■アクセサリー、髪型のみ変更する ■新郎もお色直しをするなど
花嫁の手紙	■行わない ■新郎・新婦からの手紙にするなど