結婚式の招待状は、新郎新婦が手作りする場合と、結婚式場で作成してもらう場合とがあります。どちらの場合でも、招待状の文章は新郎新婦が考えることが多いです。
新郎新婦が手作りする場合は、招待状の本状だけではなく、同封する返信はがきや付箋(ふせん)も作成する必要があります。ここでは、返信はがきを作る際のルールとマナーをご紹介します。
※本状と封筒の作成については、こちらの記事をご参照下さい。↓
※付箋(ふせん)の作成については、こちらの記事をご参照下さい。↓
返信はがきの基本マナー
宛名(返信ハガキの返信先)は集計しやすい宛名にする
返信はがきの宛名は、招待状の差出人と同じにするきまりはありません。出欠の集計がしやすい宛名にします。
例えば、招待状の差出人が両家の親でも、出欠確認を新婦が行いたい場合には、宛名を新婦の名前にします。
宛名(返信ハガキの返信先)の敬称は「行」にする
宛名の敬称は、「様」ではなく「行」にします。
返信ハガキの書き方
返信ハガキの書き方の例を、以下にご紹介します。
返信はがきの例
出席・欠席の選択と、氏名の記入欄があればOKです。
氏名欄は「氏名」や「名前」ではなく、「ご芳名」と書きます。
挙式場までの無料送迎バスがある場合には、バスを利用するかどうかも合わせて確認しましょう。
その場合は「○○駅より挙式場までの無料バスをご利用になりますか? 利用する 利用しない」の項目を追記します。
ただし、前述しましたが、宛名は返信はがきを集計しやすい方で構いません。
返信はがきを集計する方の住所、氏名を記載しましょう。
返信はがきには、慶事用の52円切手を貼ります。
※2018年より、62年切手に変わりました!
必要に応じて追記しよう
返信ハガキは、シンプルに出欠の確認を行うためのものです。しかし、結婚式当日の余興に使いたいアンケートなどがあれば、返信ハガキに追記して回答してもらうこともできます。
私は結婚式の余興の景品を用意するために、返信ハガキに「好きな食べ物をひとつお書き下さい」という欄を設けました。そこで回答してもらった食べ物を元に、余興の商品を用意しました。
ウェディングプランナーさんと相談しながら、返信ハガキに一工夫するのも楽しいですよ!