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ブライダルフェアのトラブルに注意!結婚式場契約は急がずに!

結婚式のキャンドル640
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素敵に飾られた会場を見て、美味しい試食を味わって、希望にワクワクするブライダルフェア。

しかしそんな非日常的で楽しいイベントだからこそ、雰囲気に流されて契約してしまい、後からトラブルになるケースも多いようです。

結婚式場契約でのトラブルに注意!

国民生活センターには毎年、結婚式場契約に関するトラブルの相談が寄せられているそうです。最も多いのは「契約・解約」に関する相談で、全体の9割を占めています。

キャンセルに関するトラブル

ブライダルフェアで素敵な会場を見学すると、「わあ、素敵!他の会場も見たいけど、この会場もいいなあ」と迷うことがあると思います。

契約
そんなときに掛けられる、「今契約すれば、大幅に割り引きしますよ。」「今契約しないと、良いお日柄は埋まってしまいますよ。」という言葉。

「とりあえず契約しておいて、後でもっと気に入った会場があればキャンセルしよう」と考えて契約してしまう方がいるようです。

しかし結婚式場の契約の場合、キャンセルするには高額なキャンセル料がかかります。安易な契約は絶対にやめましょう。

国民生活センターに寄せられる相談で多いものが、どの時点からキャンセル料が発生するのか理解しないまま契約してしまうトラブルです。

本人は仮押さえのつもりで申込金を支払ったが、式場は申込金を受け取った時点で契約成立とみなしている、という行き違いがトラブルに発展しています。

契約書にサインしたり申込金を支払う場合には、必ずキャンセル料について確認しましょう!どの時点から、どのくらいのキャンセル料が発生するのか説明を求め、契約書の該当箇所を確認しましょう。

仮予約を利用しよう

人気の結婚式場で良いお日柄だと、やっぱりすぐに予約が埋まってしまいます。「契約を急がずに、他の式場も見比べてゆっくり考えたい」という場合には困ってしまいますよね。

予約プレート
そんな時に便利な「仮予約」という制度があります。

「仮予約」とは、限られた日数(1週間~10日程度)の間、他の人が予約しないように結婚式場の希望の日時を予約しておける制度のことです。

※仮予約ができない結婚式場もあります。

仮予約の場合は、申込金が必要なく、キャンセル料も発生しないのが一般的です。

定められた期間内に、他の結婚式場を見学したり見積もりを比較したり、周りの方の意見を聞いて検討することができます。

仮予約でも安心せずに!

便利な仮予約ですが、仮予約にも注意が必要です。

「仮予約」と言われたから、当然「キャンセル料は発生しない」と思い込むのはちょっと危険です。

一般的にはキャンセル料が発生しない期間のことを「仮予約」と言いますが、契約の内容は結婚式場により異なります。仮予約する場合にも、必ずキャンセル料が発生しない期間はいつまでなのかを確認しましょう。

また、仮予約期間が終了したら自動的に本契約に移行してしまうケースもあります。「知らない間に本契約になっていた!」なんてことにならないように、キャンセルの期限はしっかり確認しましょう。

見積もりに関するトラブル

青空とお金
「結婚式場で最初に提示される見積もりは最低限のもので、後からどんどん金額が膨らんでいく」という話はよく聞きますよね。

実際その通りで、国民生活センターには見積もりに関するトラブルの相談も多く寄せられています。

結婚式は多くの方にとって、一生に一度だけしか経験できないイベントです。何度も経験することではないので、どのくらいの準備が必要なのか想像が付きません。そのため、結婚式場のプランナーさんの言いなりになってしまう傾向があると思います。

結婚に向けて幸せな気分になっているし、お金のことを細かくチェックする気にはなれませんよね。でも、あまりに金額が膨らんでくると「あれ?どうしてこうなった?」と我に返る瞬間があるはず。

最初に予算を伝えよう

見積もりと最終的な金額に大きな差が出てしまう原因は、結婚式の準備期間の長さにあるようです。

結婚式場と契約をしてから結婚式当日までの期間は、数ヶ月間に及びます。その間に何度も打ち合わせを重ね、「これも素敵ですよ」「こんなこともやってみませんか」と勧められるうちに金額が膨らんでしまいます。

プランナーさんの提案を全て受け入れるのではなく、「私たちの予算はこれだけです。この予算内でできるプランを組み立てて下さい」と最初に言ってしまうもの一つの方法です。

国民生活センターが公表している資料、トラブルになってからでは遅い!結婚式トラブルへの備えとは-「キャンセル料」「打合せ不足」に関するトラブルが後を絶ちません-[PDF形式](568KB)には、消費者へのアドバイスとして次のように記載されています。

気がついたら予算を大きくオーバーしてしまったということにならないよう、結婚式に向けた打ち合わせの最初の段階で、出来る限り式の具体的なイメージ、出せる 予算等を担当者に伝えておくとともに、こまめに見積もりを出し直してもらい、 常に最新の支払総額を把握しておくようにしましょう。

また、契約をする前に、当該式場での最高価格帯がどの程度で、どのような内容の式なのかを聞くのもよいでしょう。

結婚式にかかる費用の相場をあらかじめ知っておくことも大切です。「高すぎる!」と感じたら、契約する前に、他の結婚式場でも見積もりをもらって比較してみるのがお勧めです。

冷静な判断を忘れずに!

つい気持ちがワクワクして、浮かれてしまうブライダルフェア。せっかくの楽しいブライダルフェアが、トラブルの元になってしまってはガッカリです。少し立ち止まって、冷静に判断する気持ちを忘れないようにしましょう。

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